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飲食店支援企業が歌を出しました。強火の2曲、本日配信開始です

2026年7月31日、金曜日。今日という日を、私はしばらく忘れないと思います。株式会社デリシャスノーツは、音楽レーベルとしての最初の一歩を踏み出しました。所属アーティスト 強火(つよび/TSUYOBI) の2曲を、同じ日に同時リリースしたのです。

『新・中華狂騒曲 feat. 回鍋肉』。そして『夜はコロッケ』。どちらも、飲食店の厨房から生まれた歌です。

飲食店支援企業が、なぜ歌を出すのか。今日は、その理由と、リリースまでの実感と、そして「どうやって聴いていただけるのか」を、できるだけ丁寧に書いておきたいと思います。音楽に詳しくない飲食店の方にも、最後まで読める文章にするつもりです。少しお付き合いください。

目次

本日リリースした2曲のご案内

まずは事実からお伝えします。本日2026年7月31日(金)、Apple Music と Spotify で、2曲が同時に配信開始となりました。

第1弾『新・中華狂騒曲 feat. 回鍋肉』(きょうそうきょく)

中華鍋の音から始まる一曲です。主役は回鍋肉。3分に満たない曲の中に、火柱の上がる厨房の熱を全部詰め込みました。「狂騒曲」と書いて「きょうそうきょく」と読みます。狂ったような騒ぎ、という意味の言葉です。ランチのピークタイム、注文の紙が次から次へと出てきて、鍋が三つ同時に上がっている、あの時間帯を思い浮かべてください。あれはもう、音楽です。

第2弾『夜はコロッケ』

3分1秒。こちらは、仕事を終えた夜に食べる、あのコロッケの歌です。揚げ場の油が跳ねる音、衣がふくらむ瞬間、閉店後のまかない。派手さでいえば回鍋肉のほうが上ですが、私は『夜はコロッケ』のほうを、少しだけ長く聴いてしまいます。一日の終わりの音がしているからだと思います。

アーティストページはこちらです。ここを開いていただくと、2曲がまとめて並んでいます。

お使いの音楽アプリで「強火」または「TSUYOBI」と検索していただいても、たどり着けます。仕込みの手を止めずに聴ける2曲です。

飲食店支援企業が、なぜ自分たちで歌を出したのか

正直に申し上げると、この問いは私自身が何度も自分に投げかけたものでした。うちは飲食店支援企業です。WEB集客を中心に、お店を支える側の仕事をしてきました。WEB集客支援実績は累計1,000店舗以上。ホームページ、グルメサイト、地図の情報、写真、口コミ。そういうものと向き合ってきました。音楽は、どう考えても畑違いです。

それでも歌を出すことにしたのは、店を回るなかでずっと引っかかっていたことがあったからです。

お店には、そのお店にしかない空気があります。開店前の、まだ客席に誰もいない静けさ。仕込みの湯気。満席になったときの、あの一気に温度が上がる感じ。閉店してからの、少しだけ気の抜けた時間。全部、店ごとに違います。同じ空気の店なんて一軒もありません。

ところが、そこで流れている音だけは、どこの店でも同じになりがちなのです。

これは店主さんが手を抜いているという話ではありません。むしろ逆で、お店で音楽を流すというのは、思っている以上にややこしい話です。市販の楽曲をそのまま流すには手続きがいります。かといって、使用が許されている汎用の音源集から選ぶと、他所の店と重なります。そうやって、こだわり抜いた内装と、こだわり抜いた一皿の横で、音だけが「どこかで聴いたことのあるもの」になってしまう。

私はここが、ずっともったいないと思っていました。

音は、料理と同じくらいお客様の記憶に残ります。あの店に行くと必ずかかっているあの曲、というのは、それだけで来店の理由になり得るものです。写真を整え、口コミに返信し、地図の情報を正しくする。そういう仕事を積み重ねてきた立場から見ると、音は最後まで手つかずで残っている領域でした。

ならば、自分たちでつくってしまおう。そう考えたのが出発点です。まずは「食べ物を主役にした歌」というものが、この世に成立するのかどうかを、自分たちで世に出して確かめる。レーベルの活動は、その実験でもあります。

なぜ、2曲を同じ日に出したのか

今回は「ダブルシングル」という形をとりました。2曲を、同じ日に同時にリリースするやり方です。

順番に出す案もありました。まず1曲を出して、反応を見て、しばらくしてから2曲目を出す。そのほうが一曲ずつ丁寧に届けられますし、話題も二回作れます。実際、そういう計画で動いていた時期もありました。

それでも同時にした理由は、はっきりしています。一曲だけでは「食べ物ソング専門」ということが伝わらないからです。

もし『新・中華狂騒曲 feat. 回鍋肉』だけを出していたら、おそらく「中華料理の歌を作った人」だと思われたでしょう。それは違うのです。強火が向き合うのは中華に限りません。揚げ物も、麺も、定食も、まかないも、全部が対象です。

だから、真逆の2曲を並べたかった。片方は昼のピークタイムの、火柱が上がる熱い曲。もう片方は、一日が終わった夜の、油の匂いが残る静かな曲。この二つが同じ人の歌として並んでいれば、「ああ、この人は料理そのものを歌う人なんだな」と分かっていただけるはずだと考えました。

お店で言えば、看板メニューを一品だけ出すか、昼と夜の顔を両方見せるか、という話に近いかもしれません。私たちは後者を選びました。

強火(つよび/TSUYOBI)という歌い手のこと

アーティスト名義は「強火」と書いて「つよび」。ローマ字表記は TSUYOBI です。

この名前にたどり着くまでには、けっこう遠回りをしました。最初はキャラクターの名前から考えていたのですが、どうにもしっくりこない。ある候補は、すでに国内外で活動している著名なアーティストと名前がぶつかることが分かって、そこで白紙に戻しました。名前というのは、格好よさよりも「他所とぶつからないこと」「検索したときに埋もれないこと」のほうが、はるかに大事です。これは屋号を考える飲食店の方にも、そのままお伝えしたい話です。

そこで発想を切り替えて、「日本語の、食の言葉」から選び直すことにしました。そうして残ったのが「強火」です。

強い火で一気に仕上げる、あの感じ。中華鍋を煽るときの火柱、揚げ油の温度、鉄板の上で音が変わる瞬間。厨房の熱量そのものを名前にしました。プロフィールにはこう書いています。

メシで戦う、炎の歌い手。東京・築地発。食べ物ソング専門アーティスト。

拠点を築地にしたのにも理由があります。市場のまち、食に一番近い場所。私たちが実際に仕事をしている場所でもあります。歌うのは、恋でも季節でもありません。皿の上にあるものだけです。この一点だけは、絶対にぶらさないと決めています。

Apple Music での楽しみ方 ―― まずは「聴く」ところから

ここからは少し実務的な話です。「配信始まりました」とだけ言われても、普段あまり音楽アプリを使わない方には、正直よく分からないと思います。私も、自分でやってみるまでは分かっていませんでした。ですので、順を追って書きます。

ステップ1:まずは検索して、再生してみる

iPhone をお使いなら、最初から入っている「ミュージック」というアプリを開いてください。Android の方も、Apple Music のアプリを入れれば同じことができます。パソコンでも、ブラウザからそのまま聴けます。

アプリを開いたら、画面下の「検索」から 強火 または TSUYOBI と入力します。あるいは、この記事の上のほうに貼ったリンクを、スマートフォンで押していただくのが一番早いです。押せば、そのまま曲のページが開きます。

あとは再生ボタンを押すだけ。これで音が鳴ります。

ステップ2:ライブラリに追加しておく

気に入っていただけたら、曲名の横にある「+」のボタンを押してみてください。これで、その曲があなたのライブラリに入ります。次からは検索しなくても、自分の棚から取り出すように聴けるようになります。

お店の休憩中や、仕込みの時間に流したい方は、自分でプレイリストを作ってしまうのが便利です。「まかない用」でも「仕込みBGM」でも、名前は何でも構いません。そこに好きな曲を放り込んでおけば、毎回選ぶ手間がなくなります。

ステップ3:サブスクと「買う」は、別のものです

ここが、いちばん分かりにくいところだと思うので、丁寧に書きます。

Apple Music には、大きく分けて二つの聴き方があります。ひとつは「サブスクで聴く」。もうひとつは「ダウンロードで買って、手元に置く」です。

サブスクというのは、月々の会費を払っている間だけ、たくさんの曲が聴き放題になる仕組みです。お店でいえば、食べ放題に近いかもしれません。会費を払っている間は、何をどれだけ聴いても追加の料金はかかりません。そのかわり、会費を止めると聴けなくなります。手元に残るわけではなく、あくまで「聴かせてもらっている」状態です。

もうひとつが、ダウンロード購入です。こちらは Apple の iTunes Store という仕組みを通じて、一曲ずつ、あるいは作品ごとに買い取る方式です。買えば、その曲はあなたのものになります。サブスクを解約しても消えません。端末に落としておけば、電波の入らない場所でも鳴ります。

強火の2曲は、サブスクでの聴き放題にも入っていますし、ダウンロードで買っていただくこともできます。どちらでも構いません。

ダウンロード購入のやり方

iPhone の場合は、「iTunes Store」というアプリを開きます。紫色の丸いアイコンで、ミュージックアプリとは別のものです。こちらも最初から入っていることが多いです。そこで「強火」または「TSUYOBI」と検索していただくと、曲が出てきます。金額の書かれたボタンを押せば購入完了です。買った曲は、そのままミュージックアプリの中に並びます。

パソコン(Mac)の場合は、ミュージックアプリの中に iTunes Store の入口があります。Windows の方は Apple のアプリからたどれます。

「サブスクで聴けるのに、わざわざ買う意味はあるのか」と思われるかもしれません。実際、聴くだけなら必要ありません。それでも私が「買う」という選択肢をご案内するのは、あれは手元に置いておくという行為だからです。レコードやCDを棚に並べていた頃の感覚に近い。自分の棚に、その一枚があるという状態です。

それから、これはつくり手側の正直な話として書いておきますが、作品を買っていただくというのは、聴いていただくのとはまた別の重みがあります。応援していただいた、という手触りが、はっきりと残るのです。

ダウンロードしておくと、電波の届かない場所でも鳴ります

もうひとつ、実用的な話をしておきます。サブスクで聴いている曲も、ライブラリに追加したうえで端末にダウンロードしておけば、通信がなくても再生できます。買い取りとは別の意味での「ダウンロード」です。

これが地味に効くのが、厨房です。地下の店、電波の弱い場所、混雑した時間帯に通信が細くなる立地。そういう環境で音楽アプリを開くと、途中で音が止まってしまうことがあります。あらかじめ端末に落としておけば、その心配がなくなります。

まとめると、Apple Music との付き合い方は三段階です。①検索して聴いてみる → ②気に入ったらライブラリに追加する → ③手元に置きたければダウンロード購入する。この順番で試していただければ、迷うことはないはずです。

Spotify でも配信中です

Apple Music の話を長く書きましたが、Spotify でも同じように配信しています。普段 Spotify をお使いの方は、こちらから聴いてください。無料のプランでも再生できます。

Spotify にはフォローという機能があります。アーティストページでフォローしておいていただくと、次の曲が出たときに気づいていただけます。第3弾の準備も進んでいますので、よろしければ押しておいてください。

Instagram と Facebook のリールでも使えるようになりました

これは、飲食店の方に一番お伝えしたい話かもしれません。

強火の2曲は、Instagram と Facebook の音源ライブラリでも解放されました。つまり、あなたのお店のリール動画に、この曲を使っていただけます

リールを作るとき、音楽選びで止まってしまった経験はないでしょうか。流行りの曲を使うと他所の投稿と同じになる。かといって、どの曲なら使っていいのか判断がつかない。結局いつも同じ曲になってしまう。そういう相談を、私は何度も受けてきました。

強火の曲は、そもそも飲食店の厨房から生まれた曲です。中華鍋を振る映像にも、揚げ場の映像にも、まかないの映像にも合うようにできています。リール作成画面の音源検索で「強火」または「TSUYOBI」と入れていただければ出てきますので、遠慮なくお使いください。むしろ、使っていただけたら嬉しいです。

ひとつだけ、先にお伝えしておきます。Instagram はアカウントの種類によって、音源ライブラリで使える曲が変わります。ビジネス向けの設定にしているアカウントでは、商用の楽曲が一覧に出てこないことがあります。検索して見つからない場合は、曲が無いのではなくアカウント側の制限ですので、そこだけご承知おきください。

自分の曲の次に、アヴリル・ラヴィーンが流れる

ここからは、完全に個人的な話をさせてください。この記事で一番書きたかったのは、実はこの章です。

配信が始まって、自分の曲を初めて音楽アプリで再生したときのことです。私は自分の曲を、いつも聴いているプレイリストの流れの中に入れて再生してみました。

自分の曲が終わりました。そして、次に流れてきたのが、アヴリル・ラヴィーンでした。

あの瞬間の感覚を、どう説明したらいいのか、いまだにうまい言葉が見つかりません。

自分が作った曲の次に、アヴリル・ラヴィーンが再生される。それはもう、心地良すぎる気分です。

考えてみてください。ついこの間まで、うちの会社は飲食店のホームページを直したり、口コミに返信したりしていた会社です。その会社の代表が作った歌が、いま、世界中の人が聴いているのと同じ棚に、同じ並びで置かれている。アプリの中では、誰の曲も等しく一曲です。有名も無名もなく、ただ順番に流れていく。その流れの中に、築地発の、回鍋肉とコロッケの歌が、当たり前の顔をして混ざっている。

音楽の世界というのは、ずっと遠くにあるものだと思っていました。特別な才能を持った人が、特別な場所で作って、特別な流通に乗せる。自分とは地続きではない、別の国の話だと。

ところが実際にやってみたら、そこは地続きでした。ちゃんと手順を踏んで、ちゃんと作品を作れば、同じ棚に置かれる。誰かに許可をもらう必要も、業界の偉い人に見つけてもらう必要もありませんでした。

これは飲食店の方にこそ、お伝えしたい実感です。「うちみたいな小さな店が」と言って、やる前から諦めていることが、実はけっこうあるのではないでしょうか。私も「うちみたいなWEBの会社が」と、ずっと思っていました。でも、やってみたら並べたのです。

もちろん、並べたことと、聴かれることは別の話です。そこから先は、これからの勝負です。それでも、スタートラインに立てたというのは、思っていた以上に大きなことでした。

あの日、アヴリル・ラヴィーンのイントロが鳴り始めた瞬間の、なんとも言えない照れくささと嬉しさ。あれを味わうためだけでも、やってよかったと思っています。

ここまでに、実際にやったこと

「歌を出す」と言うと、曲さえできれば終わりのように聞こえますが、実際にはそこからが長かったというのが正直な感想です。同じことをやってみたい方のために、流れだけ書いておきます。

まず、個人や一社が、音楽ストアに直接曲を並べることはできません。配信を取り次ぐ仕組みを通す必要があります。そこに音源とジャケット画像を渡し、各ストアへ送ってもらう。ここで審査があり、通って初めて配信開始になります。今日という日は、その審査を通過した日でもあります。

次に、規格の話です。音源は決められた形式で書き出す必要があり、ジャケット画像にも正方形のサイズ指定があります。曲名の表記、アーティスト名の表記、誰がボーカルで誰がプロデューサーかという役割の登録。ひとつでも抜けていると先に進めません。ここは飲食店のグルメサイトの入稿作業と、驚くほどよく似ていました。項目を埋める仕事です。

そして、AIを使ったことの申告。ここは正直に「はい」と答えました。前の章で書いたとおりです。

もうひとつ、意外に重くのしかかったのが名前の確認でした。アーティスト名が既存の誰かとぶつかっていないか、商標として問題がないか。ここは自分たちで調べられるところまで、時間をかけて調べました。曲を作る時間より、名前を決める時間のほうが長かったくらいです。屋号や店名を考えるときと、まったく同じ苦労だと感じました。

クレジットに書いてあること

楽曲のクレジットについても、隠さずに書いておきます。Spotify の楽曲情報を開いていただくと、次のように表示されています。

  • メインアーティスト・ボーカル:TSUYOBI
  • 作詞家・作曲家・エグゼクティブプロデューサー:Daisuke Nagaya
  • 作曲家・オーディオ:GenerativeAI

ご覧のとおり、制作にはAIを使っています。そしてそのことを、配信の申請段階できちんと申告し、クレジットとして公開しています。

これは、私にとって譲れないところでした。いま、AIを使ったことを伏せて作品を出す例も少なくありません。けれど、隠して出したものは、いつか必ず綻びます。それに、隠さなければならないような作り方なら、そもそもやらないほうがいい。

作詞は私が書きました。何を歌うか、どんな景色を切り取るか、どの言葉を残してどの言葉を捨てるかは、全部自分で決めています。厨房で見てきたものしか歌詞にしていません。そのうえで、音にするところでAIの力を借りています。役割分担を、そのままクレジットに書いた。それだけのことです。

これは飲食店の方にとっても、他人事ではない話だと思っています。写真、文章、動画、メニュー案。AIでできることは、この一年で一気に増えました。大事なのは「使うか使わないか」ではなく、使ったうえで、何を自分の責任で決めるかです。決めるところを人がやっている限り、それは自分の作品だと私は思っています。

一曲=一皿。次は「冷やし中華」です

強火のシリーズには、はっきりした設計思想があります。一曲=一皿。毎曲が、ひとつの料理との一話完結です。

漫画の週刊連載を思い浮かべていただくと近いかもしれません。主人公は毎回同じ。けれど、毎回違う相手と向き合う。第1話の相手は回鍋肉でした。第2話の相手はコロッケでした。物語は一話で完結し、次の号ではまた別の一皿が待っている。そういう作り方をしています。

そして、この連載形式を支えているのが「差し色レイヤー」という考え方です。

強火というアーティストには、顔と髪という変わらない核があります。ここはシリーズを通して一切動かしません。誰が見ても強火だと分かるように固定しています。そのうえで、取り上げる料理ごとに、差し色だけが変わるのです。

  • コロッケ編=きつね色。揚がったばかりの衣の色。夜の台所の、少しくすんだ暖かさ。
  • 冷やし中華編=涼冷ブルー。氷で締めた麺の、あの冷たい艶。夏の厨房の、一瞬だけ涼しくなる場所の色。

核は固定して、レイヤーだけを差し替える。だから毎回同じ人物なのに、毎回違う一皿の空気をまとって現れる。この設計にしたおかげで、これから何十皿と続けても、世界観が散らからずに済みます。

そして、第3弾の相手は「冷やし中華」に決まりました。

回鍋肉の熱、コロッケの油、そして冷やし中華の冷たさ。三曲目にして、初めて「冷たい料理」に向き合います。強い火で戦ってきた歌い手が、氷で締めた一皿とどう向き合うのか。ここは私自身、作りながら一番わくわくしているところです。

発売日はまだお伝えできません。決まりましたら、公式SNSとこのブログでご案内します。

お店の空気に、お店の音を

ここで、最初の話に戻ります。

お店には、そのお店にしかない空気がある。それなのに、流れている音だけが、どこも同じになりがちである。この問題意識が、レーベルの出発点でした。

強火の楽曲を世に出すことは、その問いに対する半分の答えです。「食べ物を主役にした歌」というジャンルが成立するかどうかを、自分たちで確かめにいく側の活動。

そしてもう半分が、お店のための音楽を、お店ごとに一からつくる仕事です。私たちはこれを DeliciousMusic という名前で進めています。

お店のテーマソング。店内で流すためのBGM。動画やCMのための楽曲。開店前に流す一曲と、ラストオーダー後に流す一曲を、別々に用意することだってできます。既製品から選ぶのではなく、そのお店のためだけに作る。そういう仕事です。

内装にはお金をかける。食器も選び抜く。制服も考える。ところが音だけは既製品のまま、という店は本当に多いのです。もったいない、と私はずっと思っています。

歌として世に出すことと、お店のためにつくること。この二つは、私たちにとって完全に地続きの仕事です。片方だけでは片手落ちで、両方あって初めて「食べ物のための音楽をやっている会社」だと言えると考えています。

レーベルの活動については、こちらのページにもまとめています。

よくいただくご質問

お店で流しても大丈夫ですか

お店でのBGM利用については、お店ごとに契約状況が異なりますので、一律に「大丈夫です」とは申し上げられません。店内で音楽を流す場合の手続きは、加入している管理団体との契約や、利用している業務用の配信サービスによって変わってきます。ご不安があれば、まずは当社にご相談ください。お店の状況をうかがったうえで、いちばん手間のかからない形をご案内します。

スマートフォンでリールに使うにはどうすればいいですか

Instagram でリールを作る画面に、音源を選ぶボタンがあります。そこで「強火」または「TSUYOBI」と検索していただくと、2曲が出てきます。Facebook でも同じように選べます。使う前に、当社に許可をとっていただく必要はありません。そのままお使いください。

ただし、Instagram はアカウントの種類によって使える音源が変わります。ビジネス向けの設定にしていると、商用の楽曲が一覧に出てこないことがあります。検索して見つからないときは、曲が無いのではなくアカウント側の制限です。

音楽アプリを使ったことがありません

iPhone をお持ちなら、実はもう入っています。白地に赤い音符のアイコンが「ミュージック」です。それを開いて検索するだけで、少なくとも試聴はできます。まずはこの記事のリンクを押してみてください。押せばアプリが開きます。難しいことは何もありません。

お店のオリジナル曲は、どのくらいで作れますか

内容によって変わりますので、ご相談いただければ具体的にお答えします。店内BGM用の短い曲と、歌詞つきのテーマソングとでは、進め方も期間も違ってきます。「こんな雰囲気にしたい」というイメージだけお持ちいただければ、そこから一緒に形にしていきます。

最後に ―― 今日から、聴けます

長々と書いてきましたが、お願いしたいことはひとつだけです。

今日から聴けますので、一度だけでいいので再生してみてください。

『新・中華狂騒曲 feat. 回鍋肉』は3分に満たない曲です。『夜はコロッケ』も3分1秒。合わせても6分ほどです。仕込みの合間に、通勤の電車の中で、閉店後の片付けをしながら。どこでも構いません。

そして、もし気に入っていただけたら、ライブラリに追加してください。手元に置いておきたいと思っていただけたら、ダウンロードで買ってください。お店のリールに使っていただけたら、なお嬉しいです。

飲食店のWEB集客支援実績 累計1,000店舗以上。その現場で見てきた景色を、今度は歌にしました。写真でも、文章でも、口コミでもなく、音で伝えることに挑戦しています。

厨房で生まれた一皿が、そのまま歌になる。そんな場所を作りたいと思っています。まだ二曲。けれど、確かに始まりました。

2026年7月31日。株式会社デリシャスノーツは、レーベルになりました。

株式会社デリシャスノーツでは、飲食店さま向けに「お店のためだけの音楽制作」(DeliciousMusic)を承っています。「うちの店の空気に合う一曲を、一緒に作ってほしい」「動画で使えるお店のテーマソングがほしい」といったご相談は、お問い合わせフォームよりお寄せください。WEB集客のご相談も、あわせて承っております。

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